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2009.07.15

WordPress 2.7をWordPress 2.8.1にアップデート

WordPress 2.7をWordPress 2.8.1にアップデートしましたー。
この間、2.7.1→2.8とリリースはされてたんですが、「ま、次でいいかー」とか思って放ったらかしにw

2.8では自動アップグレードをするとWordPress関係以外のファイルが削除されるというバグがあったらしく、それも含んだその他のバグも2.8.1で修正されているようです。

そんなわけで、いつものごとく自分の過去の日記を見ながらのアップデートですが、今回もしかしたらダウングレードの可能性もあるかもとか思ったんでちょびっと方法を変えましたよ。
ちなみに自動アップデート機能は使わずに、手動アップデートでございます。

「こんなのダウンロードもアップロードするのも数秒でしょ?」っていうブロードバンドな方は「ちょっと手抜き編」をやらず「真面目にやります編」を参考にしてください。(^^;

まずはたにもりがやったちょっと手抜き編w
↓↓↓

*** WordPress 2.7から2.8.1へのアップデート手順 ***
   ※ ちょっと手抜き編

  1. WordPress 日本語版 2.8.1をダウンロードして展開。
  2. phpMyAdminでデータベースのバックアップ。
    (zip圧縮のオプション付けておくとダウンロードが速いです)
  3. WordPressにログイン
  4. WordPress 2.7の管理画面[ツール]→[エクスポート]からXML形式でエクスポートファイルをダウンロード。
  5. プラグインを全て無効化。
  6. いったんログオフ
  7. ・サーバー上の/wp/にあるwp-contentディレクトリはローカルにバックアップ。
    (wp-contentディレクトリには追加したプラグインやカスタマイズしたテーマファイルが入っているのでこれは重要)
    ・wp-adminディレクトリと wp-includesディレクトリはローカルにバックアップせず、サーバー上でリネーム。
    (wp-admin-backupとか wp-includes-backupとか)
    ・wp直下の各種ファイルはローカルにバックアップ。
    (こちらは数が多いのでリネームするよりダウンロードした方が速いからw)
  8. サーバーからバックアップしたWordPress 2.7のwp?config.phpからWordPress 2.8.1のwp-config-sample.phpへ、データベースの接続情報 (データベース名、ユーザー名、パスワード、ホスト名) を写す。
    (2.7からだと特に変更にはなってないようですが念のために一つずつ見てコピー&ペースト)
  9. wp-config-sample.phpをwp-config.phpにファイル名変更。
  10. ローカルに展開したWordPress 2.8.1のwp-contentフォルダ以外を全てサーバーにアップロード。
  11. ローカルのwp-contentフォルダの中身をチェックしてサーバーのwp-contentディレクトリにアップロード。
  12. /wp-admin/upgrade.phpにアクセスしてアップデート。
    (データベースのアップデートも自動で行われます。)
  13. ログインしてプラグインの必要なものを全て有効化。
  14. 一通り設定などをチェックする
  15. 2.8.1できちんと動作していることが確認できれば、最初にサーバー上でリネームしたディレクトリ(例でいうとwp-admin-backupとwp-includes-backup)を削除。
    一週間くらい置いといて様子見てもいいかもしんない。

そして普通はこちらを推奨の「真面目にやります編」。
↓↓↓

*** WordPress 2.7から2.8.1へのアップデート手順 ***
   ※ 真面目にやります編

  1. WordPress 日本語版 2.8.1をダウンロードして展開。
  2. サーバー上のWordPressファイルを全てバックアップ。
  3. phpMyAdminでデータベースのバックアップ。
    (zip圧縮のオプションを付けるかどうかは好みで)
  4. WordPressにログイン
  5. WordPress 2.7の管理画面のエクスポートからXML形式でエクスポートファイルをダウンロード。
  6. プラグインを全て無効化。
  7. WordPressからいったんログアウト
  8. サーバーからバックアップしたWordPress 2.7のwp?config.phpからWordPress 2.8.1のwp-config-sample.phpへ、データベースの接続情報 (データベース名、ユーザー名、パスワード、ホスト名) を写す。
    (2.7からだと特に変更にはなってないようですが念のために一つずつ見てコピー&ペースト)
  9. wp-config-sample.phpをwp-config.phpにファイル名変更。
  10. サーバー上のwp-contentディレクトリ(+もし自分が作ったディレクトリorファイルがあればそれも)を残してあとは全て削除。
    (wp-contentディレクトリには追加したプラグインやカスタマイズしたテーマファイルが入っているのでこれを削除してしまうと面倒です(^^;)
  11. ローカルに展開したWordPress 2.8.1のwp-contentフォルダ以外を全てサーバーにアップロード。
  12. ローカルのwp-contentフォルダの中身をチェックしてサーバーのwp-contentディレクトリにアップロード。
  13. /wp-admin/upgrade.phpにアクセスしてアップデート。
    (データベースのアップデートも自動で行われます。)
  14. ログインしてプラグインの必要なものを全て有効化。
  15. 一通り設定などをチェックして終了。

という感じ。

さてこのあとは恒例の作業。
うちは小粋空間: 休日表示付きリアルタイムカレンダー for WordPressプラグインでカレンダーの日付色も土日で色を変えているので、それに合わせてclassを指定します。
参考にさせていただいたのはこちら。

WordPressのカレンダーで土日の色を変える < Blogo el Ermitejo

この記事を元に、/wp-includes/general-template.phpを開いて1037-1040行を次の様に書き換えるとOK。

 foreach ( $myweek as $wd ) {
  $day_name = (true == $initial) ? $wp_locale->get_weekday_initial($wd) : $wp_locale->get_weekday_abbrev($wd);
  echo “¥n¥t¥t<th abbr=¥”$wd¥” scope=¥”col¥” title=¥”$wd¥””;
  if ($wd == $wp_locale->get_weekday(0)) {
   echo ‘ class=”holiday”‘;
  }
  elseif ($wd == $wp_locale->get_weekday(6)) {
   echo ‘ class=”saturday”‘;
  }
  echo “>$day_name</th>”;
 }

※フォントの関係で「¥」「“」「”」「‘」が全角になっていますが実際は全て半角です。

プラグインに関しては、「WordPress2.8.x系で動かしているプラグイン」に書いたプラグインは全て2.8.1でも動いております。(^^)b
便利なプラグインや日本語化ファイルを作って下さっている方々に感謝。

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サーバが自動アップグレードに対応していなくて困っていました。おかげ様でうまく手動アップグレードできました。ありがとうございました!!

★サイトウさんへ。
お役に立てたようで良かったですよー。
自動アップグレードも便利だと思いますが、手動でやると何か問題が起こったときに何をやってどうなったかが判るので、私はもっぱら手動アップデート派です。(^^)b