2006.07.25
夏の午後
窓を開けているとご近所さんからピアノの音が。
こんなお昼間にピアノの音を耳にしたことは無かったのだけど、あぁそうか夏休みだからか。
練習曲かなぁ、耳にしたことのないメロディ。
左手はドソミソ・ドソミソ。
同じところで間違って止まる。
また最初から、そして間違ってまた最初から。
上手くいかないことにイラついているのか、時々バンバンバンと不協和音。
そしてまた最初から、の繰り返し。
話は少し逸れるけども、私はパソコンのキーボードのタッチタイピングは完全に出来る。
手元を見なくとも、左手と右手はバラバラに動く。
以前私がキーボードを打つのを見た人が「ピアノも弾けるんですよね」と言ったけれど、答えは「否」で私はピアノは全くダメなのだ。
逆にピアノはかなり上手い友達はタッチタイピングが全く出来ず、手元を見ながら一本指で。
キーを叩くという同じ動作で、右手と左手をバラバラに使うという動作で、だけど「ピアノ」と「パソコンのキーボード」というのは似て非なる物だなぁといつも思う。
(もちろんピアノもパソコンのキーボードもどっちもOKという人は山ほど居ると思うけれども。)
ピアノが弾けたら楽しいだろうなぁ。
パソコンのキーボードが奏でるのはカタカタという無機質な音だけだから。
聴くともなく、やっぱり耳に入ってくるので、気が付けば自分もなんとなくふんふんふんとメロディを追っている。
次、間違いやすいところ、あーあ、やっぱり止まっちゃった。
そんな感じで小一時間ほど、ピアノの旋律と共にパソコンのキーボードの音とが混じり合う午後のひととき。
今日の練習を終えたのか、ピアノの音が止んで、そして窓の外から聞こえてくるのはセミの声。
あー、夏だなぁ。
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オチ?オチはありませんよ?w
たまには真面目にエッセイ風の日記もいいじゃないですか(爆)
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