2005.07.23
室内撮影は難しいー
昨晩チャットで「写真の撮り方」の話が出てた。
ドールの写真撮るのって難しいよねー。
ドールのというよりは、室内で物を撮る難しさっていうのかな。
今までデジカメは、外で人や物を撮るのにしか使ってなくて、設定は全部autoでやってた。
でも室内でドールを撮ると、それじゃ上手くいかないんだなぁ。
まず部屋の蛍光灯だけじゃ「暗い(光量が足りない)」。
これって、人間は「暗い」と感じないんだけど、カメラにとっては(?)「暗い」になるのね。
autoで撮影すると自動でフラッシュがたかれてしまうので、フラッシュを自動発光させないように設定するのが最初にやったこと。
なんせフラッシュをたいて撮ったドール写真って、テカッて感じでおかしいのだもの (TT)
もちろん光量不足を補うには、光源を増やしてやるのが一番なのだろうけど、まぁそこはそれ、ドールにお金が回ってしまうので(爆)
んで光量が足りないと今度は「手ブレ」問題が出て来る。
なのでカメラを固定しなくちゃいけないわけだ。
ここで「三脚」という選択肢が出て来るはずなのだけれども、とりあえず固定出来りゃいいやーってことで、手近にある箱を適当に積んでその上にカメラを置いてやってみた。
(今でもこのスタイルのままw)
これで手ブレはしないだろう、と思いきや、やっぱり光量が足りないのが足を引っ張って「シャッターボタンを押す」という動作をした瞬間にカメラが動いてそれが手ブレになっちゃうんだよね。
シャッターボタンを押した瞬間にシャッターが切れないようにするにはどうするか。
そこでセルフタイマー(笑)
被写体(ドール)は動かないわけだから、セルフタイマーを使えばシャッターボタンを押してからその手ブレの元になる揺れが止まったあとにシャッターが切れるよね。
よしよし、これで手ブレはクリアと。
でもー、光量が足りないのはまだまだ足を引っ張るのだよ。
そのままの設定だと、光量が足りないのをカメラがISOを自動で上げることで補うみたいなんだな。
するとどうなるかっつと、明るくは写るんだけど、なんか画像がざらついた(ノイズがのった)感じになる。
明るさとノイズを天秤にかけて考えると、明るさは後からフォトレタッチソフトで修正効くんじゃないか?と思ってノイズが出ない方をとることにする。
つまりISOを低い状態で固定して撮ればいいんじゃないかということで、うちの場合はいつもISO100固定にケテーイw
こういう劣悪(爆)な状態で撮るとどうなるかというのが次の画像。
何コレびっくり仰天な写真でございますよ。
恥をさらして出しておきます。
(2005年07月22日の「苺ましまろ『ネコミミ茉莉』フィギュア」のエントリーで使った写真ね。)
↓
んでフォトレタッチソフトであれこれと加工するとここまでは明るくなるということで。
↓
構図とかポーズの付け方云々というのは抜きにして、明るさ的にはなんとか人に見せても大丈夫なレベルまでにはなってますよね? (^^;<加工後
フォトレタッチソフトでの加工無しで「撮りっぱなしをトリミング/縮小→アップロード」出来るのが一番ですけれど、明るさやコントラストの補正は後で出来るやーという風に割り切って撮るというのも有りかと、私個人は思いますです。
結局、物を撮るには「1に光量2に光量、3・4が無くても5に光量」って感じかなぁ。
自然光の偉大さが判るところでありますよ。
つか、ライト買え、私(笑)